ホストクラブ:フェイズグループの店舗のひとつ、
メメント・モリが2010年4月9日に閉店しました。
これは、グループスタッフの誰にも書けない、誰も書きたがらない内容かもしれません。
しかし、目を背けていても意味のない【事実】であり、これが【現実】です。
そのうえで、どうするか?
これが一番大切なことだと思うからこそ、僕がここに書き込みます。
公のブログではありますが、今回のブログは、
フェイズグループの親会社/株式会社SDJの社長ブログとして、
以下、僕に関わる全スタッフに向けて書き込みます。
紹介:株式会社SDJ
http://www.sdj.co.jp/
知らないスタッフも多いだろうから、メメント・モリの概略を記します。
2002年に僕が立ち上げた小さな店舗/フェイズ。
→拡大移転(現:フェイズ)
→新規出店(メメント・モリの前身:ネクストフェイズ)
→さらにネクストフェイズが拡大移転を経て、
メメント・モリは2006年10月1日にオープンしました。
そして、様々な状況を乗り越えるために、各役職者の責任の明確化を進め、
2009年10月1日より、フェイズグループは現在の新体制となりました。
参照ブログ:組織再構築スタート
http://ryusei-kaichou.com/archives/51001579.html
参照ブログ:全ての決裁権(最終的な意思を決定する権限)の授与
http://ryusei-kaichou.com/archives/51310806.html
店舗での決裁権は、僕にはありません。
決裁権を持った社長/雄馬が統括していたメメント・モリ。
しかし、今回の閉店は社長だけの責任ではないと、僕は思っています。
『責任の無い愛してる』は誰でも言えるように、
『責任のない発言』なら誰でも言える。
「誰かがやってくれるだろう」という甘さがあったと自認することが出来るスタッフは、
今回を人生の糧とし、勉強して下さい。
参照ブログ:『責任のない愛してる』は簡単に言える。目指すべきはそこではない。
http://ryusei-kaichou.com/archives/51008902.html
また、現在の僕の責任の一つは、親会社からの投資判断。
今回、メメント・モリの社長/雄馬に、僕は追加投資の判断をしませんでした。
親会社SDJの社長としても、親としても、僕はその決断を下しました。
2009年9月まで株式会社フェイズグループの社長でもあった雄馬。
メメント・モリの閉店報告会議で、しっかりとスタッフに謝罪していた姿、僕は忘れません。
僕も沢山の経験をしてきました。
雄馬の復活、僕も楽しみにしています。
参照ブログ:雄馬が株式会社フェイズグループ社長を兼任していた時期
http://ryusei-kaichou.com/archives/51166669.html
閉店したメメント・モリにおいて、スタッフの給与保証は僕。
スタッフの雇用先確保は、フェイズ/庄司社長が。
在籍20人のお店/フェイズに、+20人のスタッフ増。
様々な混乱が起こりえるなか、庄司社長は一手にスタッフを引き受けてくれました。
参照:庄司社長の経験が活きています
http://mizuno-masahiro.com/archives/51463833.html
しかも、自身がオーナーとなるガールズバーもオープンしたばかりの大変な時期。
僕の懇願に対し、嫌な顔ひとつも見せずに、彼は即答してくれました。
参照:ガールズバーの近況報告
http://ameblo.jp/axiss-feiz2/entry-10502400597.html
「チャンスを創ること」
それは、僕の仕事のひとつでもあります。
そして、そのチャンスを誰に授けるべきかと判断するのも僕の仕事。
沢山のスタッフにチャンスを授けることの出来る大人になりたい僕。
しかし。。。
僕に依存するな! 自身の二本足で立て!!
これが親会社:株式会社SDJ社長/水野正大の考えです。
参照ブログ:生き残れる会社は2割以下
http://mizuno-masahiro.com/archives/51462816.html
もちろん、僕らは合併したままのつもりもありません。
庄司社長のもと、フェイズ2号店の準備も必要です。
ありがたいことに歌舞伎町のビルオーナーさんから、
心温まる、いくつもの嬉しい案件を頂いています。
楽しみが増えました☆
最後に。。。
今回、メメント・モリの店舗は無くなりました。
しかし、そこで過ごした時間は、各々が生きた時間に違いありません。
メメント・モリの精神は、各々しっかりと心に刻まれていますか?
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≪メメント・モリとは≫
ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という警句で、
日本では「死を想え」と訳されることが多いです。
お客様には「今を精一杯、楽しんで欲しい」
スタッフには「覚悟を決めて働いて、歌舞伎町一の良い男になって欲しい」
あえて不吉な言葉を逆説的に捉えてコンセプトにしました。
メメント・モリ 真崎雄馬
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また、旧:メメント・モリのスタッフ達は落第生ではありません。
僕から見ても、全員で95点のレベルは持っています。
しかし、5点の甘さを誰も詰めることが出来なかった。
特に、昨今の経済情勢を見据えたとき、
「100点を目指し続けて、初めて“運”は掴めるもの」と、僕は思っています。
今後、これがフェイズ社長/庄司の課題であり、
親会社SDJからフェイズグループをバックアップする、僕の課題でもあります。
もちろん、僕はこれからも進み続けます!
2010年の僕を楽しみにしていてください!!