僕は、アンケートで『好きなブランドは何ですか?』と聞かれたら、

『ブルガリです。』と、20才から35才の今でも、ずっと同じ答え方をしています。


仕事柄、イメージを表現していく必要があるので、演出は必要ですが…、

実は、アクセサリーにあまり興味がないというか・・・、

(ブルガリを身につけておいて生意気ですが)

20才から選んできた金小物は全てブルガリでした。


そんな僕の「初めてのブルガリ」は、この時計です☆


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「ブルガリ・ブルガリ/スティール×イエローゴールド(モデルチェンジ前)」

参照:現行型 http://www.bulgari.com/main.php?lang=2


大学2年生のときに、僕はホストを始めました。

朝まで仕事をして、店で着替えてダイレクトに学校に通っていました。


アクセサリーに興味が無い僕。

『なにもつけない男がカッコイイ!!』なんて妄想を抱きながら、

昔は時計さえしていませんでした。


しかし、スーツ着用時に時計をしていないと、

逆に、大人としてカッコつかないということに気が付きまして・・・。


そんなことを思い始めた新人時代。

ありがたいことに、お客様/A様から嬉しいお声掛けを頂きました。

『誕生日プレゼントをしたいのですが、30万円位で、何か欲しい物はないですか?』と。

(このブログをA様が知っていたら、懐かしい話で盛り上がりたいなぁ☆)


A様と沢山の質屋さんを巡り、

この時計に出会い、僕は初めてブルガリというブランドを知りました。

「身につけるもので中古品」ということに抵抗がなかったかといえばウソになります。

しかし、背伸びしたとしても、この時計に魅かれた僕がいました。



(1995年当時は、まだ日本でブルガリが流行る前ということもあり)

ロレックスやカルティエは知られていても、

僕を含め、周りにいた学生仲間が知らないというのも、通学には好都合でした。



不思議です。

この時計をしてから、男として自信が出てきたのです。

この時から僕はブルガリ一辺倒となりました。


ブルガリの時計を10本以上手にした今でも大切にしていますし、

個体のもつ魅力は今でも色褪せません☆



高価な時計であればあるほど、

むしろ生き方を重ねることによってしか似合うようにはなれないと、

僕は思います。


だからこそ、カッコマンとしても、人が時計に負けるわけにはいきません。

日々、時計にも僕は鍛えられています(笑)






<あとがき>

2009年12月25日

ブルガリジャパン/紀尾井町本店が閉店しました。

もの凄く寂しい想いで、最後に来訪した時のことを覚えています。

時代の流れを感じずにはいられませんでした。


僕が変化した年も2009年です。

僕にとって、ブルガリの商品が「ただのアクセサリーではない」と、再認識しました。



追記:BVLGARI【2】「ライター」
http://mizuno-masahiro.com/archives/51331737.html

追記:BVLGARI【3】「負けない気持ち」
http://mizuno-masahiro.com/archives/51530295.html